国内材

日本では古くから家具に使われている木で非常に堅いのが特徴の木材です。生産地は主に北海道。虎斑とよばれる斑点があるのもナラの特徴です。

天然木材の家具によく使われている人気のある木材です。ナチュラルで明るい色が特徴です。チェストやテーブルなどシンプルなティストの家具に好まれます。

センは漆器の木地などに使われ、ケヤキと似た仕上がりを得る事ができます。木目が力強い事から和家具などに好んで使用されました。現在では主にヨーロッパへの輸出用の木材として利用されています。

シナは木材として有用な散孔材で、「赤シナ」「青シナ」の二つがあり、それぞれ用途が異なります。具体的には青シナは見た目の美しさを活かし、上質の合板の表面に使用され、赤シナは主に裏面や内部などに使用されます。国内では「シナベニヤ」の名で売られている表面の美しいやや高価なベニヤが特に有名で、様々なシーンで利用されています。

カバは木材として使用されることはほとんどありませんが、内装材として使用されることがあります。樹皮が特徴的で、樹皮の特徴をそのまま活かした器やなどの小物が人気で最近では健康補助飲料の原料としても使われています。

古くから寺院などの建築に使われ、1000年経っても耐久性が変わらないと言われるほど非常に耐久性の高い木材。削ると美しい光沢や香りが出るのも特徴です。また抗菌作用や防虫効果も期待されています。

日本全国で多く生産されているので入手しやすく、またやわらかく加工がしやすい事から建築から家具、小物までさまざまな用途で使用されています。